Artist's commentary
艦娘棲姫計画 ~悪夢の第六駆逐隊~
その姿はどこか艦娘に似ていて、それでいて決定的に違っていた。
恍惚とした笑みを浮かべながら友軍に砲を向けて、眉根ひとつ変えることなく引金を引く。
戦闘不能となった艦娘にはその細い四肢を絡ませて、蕩けるような…キスをして…。
動けなくなった隙を突いて輸送ワ級が下から襲って、飲み込んでく…一隻…また一隻。
時おり二隻で舌を絡ませあい、互いの秘所を慰め合う。
戦場に響く熱の籠った声。あまりにも非現実的な光景。
…願わくば、これが悪夢でありますように。
そう思った矢先、全身を鈍く激しい痛みが襲い、間髪入れず生温い感触が絡みついてくる。
あぁ、次は…私なんだ…
小さく柔らかな唇が呆然と開いていた口腔を塞ぎ、大量の唾液とともに弾力のある舌がにちゃにちゃと音をたてて侵入してきた。
駆逐艦の子がするにはあまりに不釣り合いな…成熟しきったキス。
泥水みたいに濁った紅い瞳に見つめられるだけでカァッっと身体の芯が熱くなって…つるりとした手袋に包まれた小さな指が、私の大事なところを…まるで別の生き物のように這い回る。
あっという間に蜜が染み出して、ぐちゃぐちゃ、ぴちゃぴちゃ…という粘ついた音が私の脚を左右に割り開いた。
受け入れてしまう…。指の侵入を、否応無しに。
処女であることを確認され、耳元で指が「三本も」挿入ってることを指摘されて、昂りが加速する。
その唇がもう一度重ねられた瞬間、自分でシてたのとは比べ物にならない深さまで…達してしまった。
足元に近付いてくるワ級の気配に、悟る。
鹵獲、されるんだ…これから、もっと凄い事…されちゃうんだ…
…悪夢はまだ、終わらない。
「そうそう❤もーっと私に頼っていいのよ❤」
「沈んだ敵は、容赦なく叩き潰すのです❤」
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