Artist's commentary
夜明けの浦波ちゃん
夜が明け障子から朝の光が挿し込んで二人の寝室を明るくしていく。
昨夜の営みで乱れた浴衣を整え、もっと乱れた三つ編みをほどき結び直す。
その様子を見ている彼と視線が合った。
「どうしたの?」
「ん・・・んー、えっと、これをな・・・」
そう言うと彼は枕元の彼のカバンの中から小さな包を取り出した。
「カッコカリの指輪は大本営に返しちゃったから代わりにこれを・・・」
彼が私に差し出したのは小さな飾り気の無い指輪。
「そのうちもっと良い指輪を渡すからそれまではこれで勘弁な・・・」
そう言って私の手を取り薬指に指輪を挿した。
小さなダイヤの埋め込まれた飾り気の無い指輪。
でも指輪を通じて私の中を幸せで満たしていく・・・
「私、これでいい、これがいい!」
彼が照れながら頭をポリポリと掻いている。
赤野ヒルネさん主催の合同誌
「艦娘初夜合同-艦娘と過ごす、世界一幸せな夜」
に寄稿された絵になります。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1731965
本番パートのエロキャプションを実験的にPixivFANBOXで公開してみました。