ファインダー越しの視界の中で、年端もいかない少女二人があられもなく素肌を晒し、眩い照明が未熟な肢体を妖しく照らし出している。透き通るような繊細な肌は強力なライトにじりじりと焼かれ、じっとりと汗ばんだ表面を時折珠の雫がきらりと流れ落ちる。吸血鬼でも汗をかくのだなと、そう思い至ったとき、私は自分が言いようもなく興奮しているのに気付い「咲夜、早く撮りなさい」
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