
Artist's commentary
【命の系譜】月白【第3世代】
「この子はね、わたしが欲しかった尻尾なの。とても力強いでしょう?」
お父様・金箔【pixiv #30524887 »】墨猫の特長全般・爪の色(黒)・魔力(意思で墨化する血と筆にできる髪)
お母様・ルナリィ・シュネーさん【pixiv #30516898 »】髪と目の色・肌の色白さ・寒さに強くなった・魔力
お兄様・シルヴァルド・シュネーさん【pixiv #31433531 »】
墨猫・月白(つきしろ)
20歳(※ヒトの16歳位に相当)・瞳の色は青みの強い紫・色白・身長158cm
基本黒髪、月の満ち欠けで白とのグラデーションの幅が変わる。※変化の幅は毛先~半分。
好奇心旺盛。表情は豊か。料理や家事は得意、人の世話は大好き。頼られると張り切る。
思ったことは素直に伝える。物言いがストレートすぎる時もある。
父親の様な速さと体力を持たず、母親・兄の様に魔法を使えないことに、昔はコンプレックスを抱いてた。
寿命150年前後 (※純血の墨猫の1/3程度)
猫の姿となる時間は夜中~夜明け迄と短くなった。生活習慣も人間のそれに近くなっている。
髪は筆の材料になり、出来た筆は伸縮自在。白が多い時に切ると白金(プラチナ)の粉になる。
血は本人の意思で墨に変化。墨と粉を用いて描いた絵は不思議な力を宿すことがある。
月白は風景画よりも動物の絵を好んで描いている。
幼少時代のある日、受け継いだ魔力により、描いた動物を実体化させ一定時間意のままに使役できる事に気付く。
実体化の可否については、本人曰く「気持ちと魂を込められたかどうかよ」明確な基準は不明。
実体化させたものが物理攻撃を受け過ぎたり、使役時間が終われば絵に戻る。
使役時間は体調により変化する。長くて一時間程度で、キャパを越えると睡魔が襲ってくる。
一番相性が良かったのは大きな白蛇の絵。それを描いた巻物を護身用として携帯している。
墨猫の血から意のままに作り出す墨は、2世代目より水で溶いて使えば魔術との相性がとても良い。
稀に闇市場で流通・魔術に通じる者の間で高値で取引されている。
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◆強くて熱くて知的な素敵旦那様・ソルジュさん【pixiv #31228637 »】「ソルジュ様or旦那様」
婚姻後、月白はソルジュさんの体内の熱を制御することを手伝う為に
ソルジュさん・祖母の一族【pixiv #30099002 »】や母親【pixiv #30516898 »】にも教えを請いながら、
魔力を宿している自らの血(墨)を用いての術符と魔具の制作・入れ墨等の研究を本格的に始めることになります。
「わたし、ソルジュ様のこの熱さ、好き。心はどれだけ燃やしたっていいわよね?なくなったりしないもの」
「ねえソルジュ様、隣に座ってもいい?――ふふ、本に夢中で聞こえてないのね。勝手に座っちゃおう」
「お祖父様やお父様の選択、それにお祖母様にお母様の決断、どれかひとつの繋がりが欠けてたら、
きっときっと、わたしは旦那様のこの素敵な翼に触れることはできなかったと思うのよ。
こうして今手を繋いでいられる、ささやかなこと、それがね、とてもとても嬉しいの」
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問題ありましたらお知らせください。キャプションは必要に応じて編集します。3世代目も素敵なご縁がありますように。よろしくお願いいたします。
企画・命の系譜【pixiv #29080459 »】