
Artist's commentary
周辺の諸々
1.睡眠時のカメリア
カメリアは自室など安心できる場所で寝る時は花弁が開いている。逆に野営中等、緊張を保つ必要がある場合は甲羅の中に埋まり鳥のようになって眠るらしい。
2.カメリアの花
頭と胸の花は気分が良い時やリラックスしている時に咲く。その為、日常生活の中では大体の場合花は開いている。戦闘時など緊張している時や体調が悪い時には閉じ、蕾の状態になる。戦闘中、緊張状態を抜けると花は開き始める。同時に彼女も本領を発揮し始める。また、カメリアはある程度開花をコントロールすることが出来、状況によってはフェイントに使っている。
3.真名守 重三(まなもり じゅうぞう)
カメリアの保護者。血縁的にも母方の祖父に当たる。世界有数の大富豪。
傘下の研究所でガメラの細胞の研究を行わせていたが、本能的に察知したギャオスの群れに襲撃され研究所は壊滅。研究者だった一人娘の雪乃も喪う。
その後、壊滅した研究所の跡地で赤ん坊だったカメリアを発見し、引き取る事となる。カメリアがいたのは雪乃が亡くなった場所であり椿の木のすぐ近くだった。そのことにある種の因縁を感じた彼は赤ん坊のカメリアに『真名守 椿』と名付け、孫として大切に育ててきた。世間一般ではガメラを思わせる甲羅と身体各部の花から『カメリア』と呼ばれている彼女の一人称の一部が「椿」なのは彼の影響である。
カメリアを非常に溺愛しており、彼女が窮地に陥ると周りの制止を振り切り愛刀を片手に救援に駆けつける程。因みに剣豪である。
4.ギャオス・ミュータント
カメリアたちが戦う「人類の敵」。ギャオスの細胞が様々な生物の遺伝子を取り込み生まれた変異体。様々な姿・大きさのものがいるが、すべてに共通する特徴として非常に凶暴であることと人間を捕食することが挙げられる。時に人と大差ないほどの大きさのものが大群となって現れる。一応生物であるためか、比較的火に弱い。