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Artist's commentary
吸血お姉さん。
片田舎の村で夫、息子と暮らす母親が一時的に行方不明になった。数日後に発見されたが、身体には異変があり、強い喉の渇きを訴えるようになった。あらゆる飲料、薬を与えても症状が治まることはなく、渇きが極限に達した時、彼女は看病していた夫の首筋に噛み付き、夢中で血を吸い始めた。息子に目撃され我に返り、殺す前に踏みとどまれたが、焼けるような渇きがすっかり消えていたことから自分が異形の存在へと変わったことを悟り、母親は村を飛び出した。
その後は各地を転々とし、初めのうちは渇きが強まった時のみ夜な夜な少しずつ吸血を行う程度だったが、異常な生活を長年続けるうちに徐々に倫理観が歪んでいき、楽しんで吸血を行う人物へと変わっていった。後に犯罪組織の目に留まり、勧誘され加入することになる。
吸血により事件当時の容姿を保ち、性格は一見優しげだが人間らしい善悪観念は薄い。家族のことを思い出すことも殆どなくなっていた。......後に防護局との対立で孫娘と対峙するまでは。
なんか徐々に長くなる設定。よく描いたのがこの3人なのでここで一旦止めます。描くだけで性的な絵になる衣装の人。銃は(ブラッドボーンみたいに)自身の猛毒の血液を弾に込めることができる構造です。孫娘→pixiv #60421220 »