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Artist's commentary
カワサキ KDX125SR
2スト全盛期のただ中である1991年に、カワサキが誇るKDXシリーズの最小モデルとして登場したのがこのKDX125SRであります。
この時期の125ccのオフ車といえば、2スト4ストを問わず兄貴分の200ccモデルと車体が共通であることがほとんどですが、こちらはバリバリのモトクロッサーであるKX125を公道仕様に仕立て上げて開発されたために200との互換性を持たないのが特徴です。
乾燥100kgちょいの車体にレーサー譲りの元気な22PSのエンジンと、カワサキお得意のユニトラックサスを装備している事から同クラスでもかなりの完成度を誇る一台であり、1999年の排ガス規制による生産終了までに1~5型と最終の8型が製造されました。
実際このクラスで一番玉数があるのが本車なようで、ヤマハのDT125RやスズキのTS125Rが車体どころか部品すらあんまり出てこなくなった(ホンダのCRMにはなぜだか125がないのです)今となっては唯一安心して乗れる車両なのかもしれません。ヤフオクにも頻繫に出品されてるし、乗れるうちに乗ってみようかな…