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Artist's commentary
冬 ~雪山にて~
ある年、厳冬の雪山に登山に行った時の事だった。 登山開始時は晴れていたその山は中腹付近で天候が急変。猛吹雪の中、私は方向感覚を失い遭難してしまった。 そんな吹雪の中、雪山には似つかわしくない可愛らしい衣装の女性と出会った。 彼女は「助けてあげる」といい私の手を引き歩き出した。 不思議な事に彼女が歩を進める度に吹雪は徐々に収まっていき気がつけば快晴の雪原へと辿り着いていた。 そこで彼女は驚くべき行動に出た。 一糸纏わぬ姿となり、そのグラマラスな肉体を雪原に横たえ「お礼を戴くと言うわけではありませんが、少しお相手していただけませんか?」と頬を染めながら私を誘惑してきたのだ。 ・・・その後は、意識がほとんどなく彼女を獣のように求めた事をうっすら覚えている程度だ。 ・・・次に意識を取り戻したのは登山をしていた山の山小屋だった。あれが夢でない事は、このビデオと股間の低体温火傷が物語っている。果たして彼女はなんだったのだろうか。 私は、今年も厳冬の雪山に登るであろう。私の心を虜にしたあの女性を探す為に・・・。