
Artist's commentary
稲荷神社寄ったら裸の少年が座ってた
しかもよく見ると耳としっぽが付いてる?!
「あれ?…ぼくのこと見えるの?」
「うれしいなあ最近いろんな人に見つけてもらえるんだよね」
そう微笑む少年は裸で、赤いふんどししか身につけていない。
ひょこっと動く耳に,もふもふのしっぽ
そんな姿をみて心の奥が暖かくなってきてしまう自分
「ぼくのこと見える人ってなにか悩んでたり、つかれてたりするんだけど…」
そういいながら顔を覗き込んできた少年。目のやり場に困る。
たしかに最近、仕事に追われて食事もろくにとれずに疲れ切っていた。
そんな時、導かれるようにこの神社に寄ってしまったのだ。
「うーん。やっぱつかれちゃってる感じ。」
じっと目をみつめる少年。
自分より背の小さい少年と目が合うと下に付いてるものまで目に入ってきてしまう。
ちゃんと服を着なさい!…いや、うそ。正直眼福である。
「今度おいなりさん持ってきて!」
え?!おいなr……
唐突に言われた一言に反射的に反応してしまった自分
「とびきりおいしいやつね!とくに手作りのがいいなあ」
「持ってきてくれたらお礼に癒してあげる!」
お…おいなりさんで癒してくれる……………?!
どうやら想像以上に自分つかれてるようだ。
「じゃあまたね~!」
そういうと少年はどこかに消えてしまった。
おいなりさん…癒し……
あれ?…これは…いまのは…夢?
夢のはずがない。
あの赤いふんどしもふもふしっぽ丸見え乳首が夢のはずがない!
秒でスマホで検索。
とびきりうまいおいなりさん作るぞおら!!
今夜も寝れなそうだ。
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つかれてる人の仕事さらに増やすなんてなんて酷い子狐!!!
でもけもみみもふもふしっぽふんどし少年は存在が癒し
おいなりさんを持って行ったら色んな癒しのサービスを受けられて
心身ともにリフレッシュしたそうな。めでたしめでたし