Resized to 74% of original (view original)

Artist's commentary
A Great Offering
「やがて錆びゆく時の果てに、永遠と誓った約束も、深きに沈む時が来る……覚えておけ、タンガロアよ。」
「我らの間に因縁あれど……同じ「柱」として、貴様のことは忘れまい、ダゴン。」 それぞれが、「貝」にまつわる世界の父祖として、「柱」として立ち支える者であったダゴンとタンガロア。 それぞれの思いをかけて相対したといえど、その胸の中には互いが認める、己が世界への、子らへの愛がたしかに在った。 大いなる海と大地の実りを、我らが祖へ供物として捧げよ。 子らを愛おしみ、天地を支え、その繁栄を歓び願った貴方たちを、我らはずっと忘れまい。 いつか、この世界が滅ぶ日が来たとしても――共に過ごした日々を、忘れまい。