
Artist's commentary
うちの子あかね IF事案救済おまけ最終章
全く、この季節に雨に振られるとは…全身びしょ濡れで家へと上がる。
暖冬の影響か今年は雪が降ることも少なく、代わりに降るのは身を刺すような冷たさの雨。
面倒だと傘を持ち歩かない自分が悪いのだが、帰りを狙うかのように降るのはやめてほしい。
風邪を引かないよう風呂場へと直行し、温かいシャワーで冷えた身体の熱を戻していく。
「おい、入るぞ」
あかねの声がする、どうぞと声を掛けるとタオルを身体に巻いた彼女が風呂場に入ってきた。
「ひどい雨だったろ、風邪引かないようにしっかり温まっとけよ。」
あぁ、もちろんそのつもりだ…って。
キャーーーー!!
「うるっせえな!女の子みたいな声出してんじゃねえよ!乳首を隠すな気持ち悪い!」
こちらの絶叫と仕草にあかねが耳を塞ぎながら叱ってくる。
す、すまん…でもなんであかねが。
「今日おじさんもおばさんもいないんだろ?面倒見てやってくれって頼まれてたから先に帰って待ってたんだよ…でもその感じじゃあたしも一緒に帰ったほうが良かったかな、傘くらい持っとけよな全く…。」
確かに今日は両親が用事で家には自分ひとりだ、適当にインスタントでも食べて済ませようと思っていたが、それは助かる。
で、何故あかねが風呂場に?
「ん?ん~…」
ボディソープを泡立てて、背中を流してくれるあかねに礼を言いつつ次の言葉を待つ。
「ちょっとしたお礼…かな?」
泡にまみれた細い指が股間に伸びる。
ハッとして彼女を見ると、いつの間にがその口にはコンドームが咥えられていた。
「まだ、身体冷えてんだろ。温めてやるからじっとしてろよな…。」
熱っぽくそう言った彼女はタオルをはだけて…。
――――。
あかねを上手に描けません、次があったらもっと上手く描いてやるんだい!(決意)
でも「普段髪を立てたり分けたりしてる子がお風呂とかでぺたんとした髪型になっている」が描けたので多少満足です(あゆむとかでもやりたい)