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Artist's commentary
天草四郎とセミラミス「甘き死よ、来たれ」
天草四郎とセミラミス。Fate/Apocryphaの赤殺主従。
アポクリファラストの夜明けの場面を「賢者の贈り物」と「甘き死よ、来たれ」の妄想をまじえて。
天草くんはこういう表情はしないと思うけど、この瞬間だけは、あっても良いのかな……という願望イラストです。
【イラスト解説】
①セミ様の美しい黒髪が斬られてしまったのを見て、思わず手を伸ばす天草くん(でも手がない)
↓
②己の信念ために感情を殺し60年を生きてきた天草くんのかわりに、「天草くんの罪と罰」に顔を歪めて無念の表情をみせるセミ様
↓
③自分のかわりに、自分の生きてきた罪と罰を想って泣いてくれるセミ様に、最期に思わず表情を崩す天草くん。
すべての感情から解放されて、お互いを想い、やっと手にした奇跡を信じて、夜明けの光に溶けていく様を描けたらなぁ…。と。
「甘き死よ、来たれ」の歌詞と天草くん自身は合致しないのですが、この明るいメロディーと歌詞のバランス感が何となく合ってる気がしました。
※こちらのイラストを見て頂きありがとうございます。
「アニメApocrypha円盤ボックス下巻」には、天草四朗「空白の20年間」が語られた「特典小説冊子」(東出先生著)があります。
内容にご興味を持ってくださった方は、ぜひご覧いただければ幸いです。