Artist's commentary
練習40
描いた日:7月14日
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キャルです。
彼女にしては胸を盛りすぎましたかね。大変申し訳ないです。
「キャルの胸を盛るな」という謎の勢力がいそうなので、怒られそうです。
でもアニメでは割と盛られてたから……(震え声)。
水着なので基礎練習の絵ですね。
表現の部分で新しいステップに進みたかったんですが、なかなか気持ちの調整とかうまくいかなくて、基礎練習に立ち戻る、という意味で水着になりました。
自分が水着を描いてる時は、だいたい基礎練習してるつもりなんだなと思ってもらえれば合ってます。
線がちょっと変わってきたかな? もう二か月くらい前の作品なので、客観的に見られますね。
自分で言うとイタイかもしれませんが、このあたりからは普通に上手い線っぽくはなってきてるのかな。
こなれてきてるとは思いますね。
少なくとも練習シリーズの3枚目のダスカとかと比べたら明らかかなと。
絵を描いたことない人でも、比べたら線の上達を何となく感じてくださると思います。
ちなみにプリコネで自分の一番好きなキャラは、クウカです。
基本的にドMキャラに弱いです。
◆
プリコネのキャラ絵はシンプルなイラストに見えますが、実はああいったイラストが一番難しいと自分は思います。
リアルに厚塗りしたほうがある意味では簡単です。
アニメ絵というモノは本質しか抽出しておらず、一番難しいことをやっていたりします。
自分は残念ながら時間の都合でソシャゲを全て引退したのですが、プリコネは細部にクリエイターの方たちのこだわりが随所にみられ、楽しいゲームだった覚えがありますね。
自分が確かはじめてひいたキャラは、ニャル(正月キャル)でした。
はじめてひいたっていうか、彼女が欲しくてプリコネ入れてみて、リセマラしまくった覚えがあります。
キャルみたいな根が純粋で自己肯定感の低い難しい子は、お年頃らしくて個人的に好きですね。
自分もあまり良い家庭環境ではなくて、思い出したくないことしかないので、彼女のようなキャラは避ける傾向がありました。
しかしプリコネが基本的に安心できる空気感なのもあって、なんかキャルは好きでしたね。
難しい話ですけど、「愛」なんてものは本来そもそも存在しないんですよね。
人間に備わってる承認欲求による支配欲とかのことを、そういった言葉でラッピングしてキレイに見せかけてるだけというかね。
誰が言ったのか、ペットとかを愛玩動物=愛情ごっこするためのオモチャと評したのを耳にしたことがありますが、実際、人間にとってそういう抽象的な都合の良い言葉があるのは、人が人をコントロールするために生まれて広まった産物です。
「貧しいことは清くて正しい」みたいな価値観もそれの良い一例だと思いますね。
全て虚構であり、ただの創作物なわけで。
そして人間という動物はそういった虚構を信じられたから、ここまで繁殖し、脳がそういう風に設計されてるわけで……。
(このあたりについては人間に関する本や歴史の書籍など大量に読んで勉強しておけば、知識が身に付きますので、社会や他人や親を真に受けなくなります。
家庭環境のトラウマがあったり、人生が生きづらかったりする人は、人間という動物についての勉強をすれば自分の中で整理がつくかもしれません)
でも二次元という創作の中で、そういうのを欲しがって追い求めるキャラっていうのは、やっぱりなんか美しいと感じますね。
キライにはなれないですよね、やっぱ。
愛は幻想ですけど、幻想を追うのって幼稚だからこそ酒に酔うみたいで楽しいじゃないですか(自分は酒は嗜みませんが)。
自分も親や他人にそういうの求めてた時期があったので、まあわかるというか。思春期の思い出からは逃れられないというか。
今はそんなもの存在しないとわかってるんですけどね、人間の脳は本当にうまく矛盾が設計されてるなぁとつくづく思いますね。
やっぱりその矛盾の弱いところを突いてくるのがドラマの醍醐味だよなと自分は思います。
人間は発達の過程で、自分の中の罪悪感や良心、ぽっかり空いた心の穴を他人で埋めようとするようになっていくわけですが、世の中はそこを突いてくるお金儲けのビジネスであふれているわけです。
どうせそういう風になっているなら、自分は絵とか娯楽の作品を見たいし、自分も他人にそれを提供できていけたらいいなと考えてるので、絵の修行をしています。
もっともっと頑張ります。