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Artist's commentary
ももこ…!!💢🍄💦💦💦
「どうだった?桃子のステージ!😊」
お疲れ様と声をかけると桃子は隣りに座ってきた。
女の子特有の甘いにおいが鼻孔をくすぐる。
アイドルに手を出してプロヂューサーをクビになる馬鹿な話なんて薄い本の中だけだと思っていた。
「!?」
俺の手は桃子に伸びていた。
桃子はびっくりしただろうが、俺も勝手に動いた自分の手に驚いていた。
(ああ…まさか俺が正真正銘のロ〇コンだったなんて…)
こんなことをする奴の行く先など決まっている。グッバイ、俺のプロデューサー人生。
しかし、逡巡している俺に向かって桃子からかけられた言葉は拒絶ではなかった。
「お、お兄ちゃん…他の子にはこんなことしてないよね…?」