現代に残る、とある忍びの里のお話・・・・

女忍者の里にはただ一人の男である「御屋形様（おやかたさま）」が里を統べるしきたりがあった・・・
だが最近その御屋形様が超高齢の為逝去してしまう・・・
里の存亡の危機にくノ一達は東奔西走して次期候補を探しまくるが
偶然にも前の御屋形様の御落胤として見つけられた浅井君は、
懇願されるまま、事情も良く判らずに首を縦に振ってしまう。

同人誌版の世界観設定ではさらに

「里の女忍者→特級女忍者→御側役→棟入り」
この順で価値が上がっていく。

「棟入り(むねいり)」とは
■女忍者の里には五大家と呼ばれる名家があり、里の盟主である「御屋形様」は、たとえば里の中央にある城に鎮座するような威光ではなく、その時々に権力を持っている名家に居候する方式をとっている。御屋形様を自分の家でお世話出来る立場になった家は里で絶大な権力をふるう事が出来る為、五大家は新しい御屋形様が決まるとあらゆる手段を使って自分の家に引き入れようとする、それが「棟入りの儀式」である。遠い昔は「棟入り」も五大家で順繰りで回していたが、権謀術数渦巻く実力社会の忍者業界ではそれも廃れて久しい。
■ある意味、御屋形様は居候的立場ではあるが、座敷童の様な繁栄と、水戸黄門の印籠の様な権威と発言力をその家にもたらす為、里に生きる女忍者達にとって便利でありがたい存在になっている。

GIFはZIPにあります。

今回のイラストは「魔法少女23.0」のとあるページを参考にしています、宜しかったら是非♥

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