
Artist's commentary
燐羽とえっち(NIA敗北ノルマ編)🦋💞
『※.以下、FANBOX投稿ショートストーリーより導入抜粋』
✼••┈••✼<< Prologue >>✼••┈┈┈┈┈••✼
【???】「……来たわね、蝙蝠女。」
ゆっくりと開かれた極月の理事長室。
中に足を踏み入れた瞬間、私は空気の重さに息を飲んだ。
そんな私にいつもの癇に障るいきなりのご挨拶を投げかけてきたのは同学年の【四音】。
しかし、今の彼女にはいつもの見え透いた張りぼてな優雅さのかけらさえ微塵もなく。革張りのソファに身を沈めたこの部屋の主である理事長【黒井】の足元にひざまずき、無心に微笑でいる無様さは滑稽でしかなかった。
そして黒井の手元で餌付けされた猫のごとく蕩けた瞳で顎を撫でられながら彼を見上げるのは、四音の腰ぎんちゃくでもある【撫子】。そして、背中越しに首筋へと頬を寄せているのは四音の姉でありこの学園のトップアイドルであるはずの【月花】。
…その卑猥な衣装を身に纏い堕落した表情の三人の姿は、すでに私の知る「初星潰しの『仲間(アイドル)』」ではなかった。
【燐羽】「……っ」
その状況を予測はしていたものの、いざその光景を目の当たりにした私の声は震えを帯びていた。
理事長は静かに立ち上がり、燐羽に近づく。その目は、獲物を逃さぬ捕食者のものだった。
【黒井】「…はっハぁ。…屈辱に溺れた実にいい目だ。」
言葉よりも早く、彼の指先が私の顎を持ち上げる。そのまま唇すれすれの距離で、低く囁いた。
【黒井】「……もはや言うまでもないと思うが、契約は最後まで遂行してもらわないとなァ??」
いやらしくネットリしたその声に、私はつい身を強張らせてしまう。
その背後、いつの間にか近づいていた四音の指がそっと私の腰に触れた瞬間──
【四音】「あなたも……早く楽になれば、いいのよ。」
直後、静電気のようにチクッとする痛みが私の脊髄にゾクンッと悪寒を走らせる。
【燐羽】「…ッ!?(…何か…刺された!?)」
その瞬間的な痛みの発生個所は完全に死角の位置で確認する手立てもなかったけれど、そんなことに気を回す余裕もなく突然、私の意識も視界も朦朧(もうろう)と歪み出した。
【黒井】「まあ本来こんなことは、知的なキミには必要はないだろうがねえ。物事を円滑に進める潤滑油と言ったところだな、ハッハぁ。」
【燐羽】「くっ…、、ぅ……」
息切れと脈拍鼓動が加速し体温も急騰しだし、自分が倒れていることに気がついたのは四音の冷たい手に抱きかかえられた後だった。
【四音】「アハハッ…、、高慢な蝙蝠女も、こうなると急に愛おしく見えてしまうものねぇ。」
それはまるで悪蛇に捕らえられ、その毒牙に犯されるがごとく。
【四音】「フフッ……負け犬同士、いっそ楽しみましょう?」
甘い囁きが、沈みゆく意識と心の奥底に染み込んでくる。
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NIA敗北によるこの法外かつ卑猥なペナルティノルマのリスクを知りながらも…それでも転校してまでNIAに挑んでしまったのは、心残りだった『あの子たち』への抑えられないわだかまりからではあったけれど。
純粋に今持てる実力で負けたことは清々しくもあったし、何より置いてけぼりにしてしまった私のファンを『あの子たち』に託せたことで過去の憂いは、まあだいたい清算できたように思う。
そう、───これからの未来を代償にすることで。。
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……何とか意識を取り戻した私の肌を撫でるのは、四音の手ではなかった。
それは…、、理事長の──
(※.続きはFANBOXにて)
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